ロックフェラーでなくてもアートのパトロンになれる。
これは、数年前に公開された「ハーブ&ドロシー」というNYの郵便局員とライブラリアンのご夫婦コレクターの50年間に亘るコレクションの歴史ドキュメンタリー映画に出てくる有名な一節です。日本では約80校の芸術系大学から約2万人の卒業生が毎年社会にでます。
残念ながら、彼ら彼女らが学んだアート制作を日本の社会が受け入れているとは限りません。
社会から今後を期待される若手アーティストと呼ばれる時期は短く、その限られた時間を使い真摯に制作された作品を買うことによって、多数のアーティストを多数のパトロンの皆様と一緒にサポートする、というのがAGホールディングズ・アートガイアコミュニティー(AGHAGC)の理念です。それに対して、日本はアートマーケット小国と揶揄する報道を頻繁に見聞きします。
マーケットの創生には時間がかかります。実際に英国ではオークションは250年の歴史、アメリカでも戦後60年以上をかけて現代の成熟したアートマーケットに成長したのです。
私の経験では、5万円前後の作品であれば、無名でもこれから有望そうなアーティストを目指す若者が描いた作品を買う方は多数いらっしゃいます。
実際弊社は2006年の創立以来、約3000点もの若手アーティストの作品を同数のコレクター(パトロン)の方々にオークション等で販売しております。
弊社のアーティストの育成方法は、 皆様アートパトロンと共に歩むもので、以下の方法です。
少数の巨大な資産を持つコレクターに数百億単位の作品をお売りすることではありません
勿論、作品によって何年か経って価格が上下しますが、この上記、1の時点から2を経て3に至る、という過程を経て、かつ1~2~3を繰り返すことによって多くのパトロンの方々が簡単にご参加出来る「アートマーケット」が形成される、と信じております。